金箔の買取は可能?買取価格は?
「金箔は金が含まれていると思うけど、買い取ってもらえるのだろうか? 」
「もし、買い取ってもらえるなら、どのくらいの価格になるのだろうか?」
などの疑問はありませんか。今回は、金箔に関する基礎知識や買取についてご紹介します。
金箔とは?
金箔とは、金を叩いて薄く引き延ばしたものです。これは金の展延性に優れている特性によるものです。現在は、圧延機や製箔機、電解法などによって機械で、非常に薄い0.0001mmほどの金箔を作ることができます。昔からは人の手で叩いて引き延ばされていました。
用途としては、建物の装飾や美術工芸品、金糸、書籍の天金装飾などさまざまなところで使用されています。
市販の金箔には銀や銅が添加されている
また市販品には、微量の銅や銀が添加されています。
なぜ純金ではないのかというと、金箔を打ち延ばしやすくするためです。銅や銀を添加することで、適度の硬さと変形抵抗を加えることができるのです。つまり、純金は延びにくいというところもあるというわけです。
また、銀や銅が加わると、色調を変化させることができます。色合いで金箔の内容が分かることもあるというわけです。
例えば、金の純度が高い場合は、赤みを帯びた黄金色になりますが、銀の量が多いと赤みはなくなります。銅を添加すると赤みがでてきます。
金箔の中には、金が約98%で銀と銅がそれぞれ0.5%程度のものがある一方で、金が約58%で銀が42%といったものもあります。このように、金箔といっても金の含有量が大きく異なることが分かるでしょう。つまり、金箔だからといって、一概に「金だから高く売れる」というわけではないということです。
金箔は買取してもらえる?
K.G.B.(神戸ゴールドバンク)では、一定量以上の金箔があれば、買取可能です。
※精製歩留りと処理費の関係により、金箔は10g以上からの受付となります。
尚、金箔をお持ち込みされる際に、非常にキメの細かい粒子上のパウダーを持ち込まれるケースがありますが、着色用の銅粉の場合が多いのも事実です。本物の金であれば、油紙などに少量で保管されていることが一般的です。
金箔の買取価格の相場は?
おおよそ、金箔の買取価格の相場はどのくらいなのでしょうか?
一例としては、金箔を複数合わせてご依頼いただいた結果、精製、査定を経て15万円になった事例がありますが、金の含有量によって大きく買取価格は変わってきます。
金がどのくらい含まれているのかがわからない方は、まずは無料のサンプル分析をご依頼ください。
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金買取の相場はどのくらい?
金箔の査定方法は?
金箔は、そのままでは金やその他の貴金属の含有量がわからないため、K.G.B.(神戸ゴールドバンク)では精製分析を行い、どのような金属で構成されているのか、また金などはどのくらい含まれているのかを調べます。具体的には、焼却・薬液処理を行って貴金属を抽出し、精製回収量に応じて評価します。
まとめ
金箔は、その金やその他の貴金属の含有量によって買取価格が変わってきます。気になる金箔類がありましたら、一度、無料サンプル分析をご依頼ください。
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