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インジウムとイリジウムって何?それぞれの特徴と違いを説明します

「インジウムやイリジウムという名前はよく聞くけれど、その違いは何だろう?」
金属の取引でよく登場するこの2つの金属を、皆さんは知っていますか?
名前が似ているため、一見同じ種類なのかと思いきや、実は全く異なる性質を持っています。
今回は、この2つの金属の特徴と違いをご紹介します。

インジウムとは?

金属買収でよく取り扱われるインジウムとは、一体何でしょうか?

インジウムとは、レアメタルの一種で、柔らかく融点の低い金属です。
タッチパネルといった液晶パネルの普及とともに、関心が高まっている元素でもあります。
また、「透明」という性質も持っており、電気を通さないことから液晶パネルの材料に最適なのです。
他にも、低い融点である特徴を活かして、無鉛はんだ(鉛をほとんど含まない電子回路)として電子部品の代替材にも利用されています。
インジウムは、私たちの生活に欠かせないものにたくさん使用されているのです。

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イリジウムとは?

では、インジウムを今まで見てきましたが、イリジウムとは何なのでしょうか?

イリジウムもレアメタルの一種ですが、金属の中で最も腐りにくく、硬くて脆い性質を持っていることが特徴です。
そのため、身近なものではコンパスや万年筆に使われています。
イリジウムもインジウムと同じく、私たちが普段使っているものの材料になっていたのですね。

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インジウムとイリジウムの違い

さて、ここまでインジウムとイリジウムについてそれぞれ見ていきましたが、その違いは何なのでしょうか?

それは、使用用途です。

インジウムは、上述の通り液晶パネルや無鉛はんだに使用されています。
それだけではなく、太陽光パネルや発光ダイオードにも用いられているのです。

同様に、イリジウムは現在でも、様々な用途に活用されています。
その代表例として、衛星携帯電話が挙げられます。
そもそも「イリジウム」とは、もともとモスローネが衛星携帯電話の名称として名付けました。
地上780㎞から打ち上げられ、衛星と端末が直接やり取りして地球全体を覆う仕組みは、現在では欠かせないサービスです。

2つの物質の違いは、その使用用途にあったのです。

おわり

金属類でよく耳にするイリジウムとインジウムは、実は全く異なる性質を持っていることがわかりました。
しかし、共通していえるのは、どちらも私たちの日常に欠かせないものであることです。

使わなくなったからといって破棄する前に、リサイクルを目的に当店に買取を依頼するのはいかがでしょうか?
お問い合わせお待ちしております。

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