白金とイリジウムの違いについて貴金属買取店がお教えします
最近では、環境に配慮されたクリーンエネルギーを使った自動車が増えていますが、やはりガソリン車やディーゼル車も多く走っていますよね。
そんなガソリン車にはなくてはならないパーツの1つに「スパークプラグ」があります。さらにスパークプラグの中にも、大きく分けて「白金プラグ」と「イリジウムプラグ」の2種類があります。
今回は、スパークプラグの特徴から白金とイリジウムの違いについてお話しします。
スパークプラグとは
スパークプラグとは、ガソリンに着火することで爆発を起こし、自動車を動かす原動力を得るためのパーツです。別名で点火プラグとも言われています。
スパークプラグには、電極の大きさやプラグの能力にたくさんの種類があり、使われている金属によって細かく分類されます。通常は、電極にニッケル合金が使用されたレジスタープラグが使われていますが、一般的な走行距離での交換が必要となります。そこで開発されたのが、白金プラグとイリジウムプラグです。
白金プラグの特徴
車の燃焼室で爆発させるための電極に白金合金が使用されたタイプのプラグです。電極を細くすることによって爆発させる性能を高めます。
イリジウムプラグの特徴
車の燃焼室で爆発させるための電極にイリジウムが使用されたタイプのプラグです。耐久性に優れており、白金よりも電極を細くすることができるため、よりスパーク性能を高めることができます。
さらに、強い火花で燃焼効率も向上させているため、燃費も良くなります。
性能が高くすればするほど、燃焼の効率が良くなり、エンジンの回転も良くなるということですね!
白金とイリジウムの違い
白金は腐蝕に強く、耐酸性にも優れていますが、すべての金属の中で最も腐蝕しにくい金属はイリジウムになります。
また、白金は別名プラチナとも言われており、高価な装飾品として馴染みがある方も多いかもしれませんね。イリジウムも装飾品に使われていることがありますが、希少性がプラチナよりも高いため、かなり高額です。そのため、プラチナが使われた装飾品の方が幅広く売られています。
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まとめ
以上、スパークプラグの特徴から白金とイリジウムの違いについてお話ししました。
K.G.B.では、オンライン上で査定をすることが可能です。「このネックレスはプラチナかイリジウムかわからない。」という方でも簡単に査定することができます。貴金属買取も承っていますので、ご興味のある方はぜひ一度、当店までお問い合わせください。