貴金属買取の豆知識 bits of knowledge

貴金属のリサイクル!プラチナの意外な使用用途とは?

「不要になったプラチナ装飾品・スクラップを買い取ってほしい。」
「でも、売ったプラチナはその後どんな所で使用されるの?」

実は、プラチナはその希少性・化学的安定性・低アレルギー性から様々な分野で使用されています。

今回は、『プラチナの使用用途』について詳しく説明していきます。

■用途1.「装飾品・地金」
・装飾品
プラチナの35%程度が結婚指輪などの装飾品に使われています。
特に日本では海外国と比べ、装飾品としてのプラチナの需要が高く、プラチナと言われれば高級装飾品のイメージがあるかと思います。

・地金
地金とは、金属を保管しやすく塊上にしたものを指します。
プラチナは金や銀と同様に地金としての価値が高く、保管用の資産として使われます。
地金の中には、「延べ棒」のイメージのインゴットやコインがあります。

■用途2.「化学反応の触媒」
・自動車繊維
プラチナは自動車の排気ガス中の有害物質を取り除くための触媒(三元触媒)として使われています。
プラチナの実に35%程度がこの自動車の触媒に使われています。

自動車から排出される有害物質には、窒素酸化物、炭化水素、一酸化炭素がありますが、プラチナを触媒に使うことで、炭化水素を水に、一酸化炭素を二酸化炭素に変換できます。
ただし、近年では電気自動車への注目や、プラチナの代替触媒としてのパラジウムの発見により自動車触媒としてのプラチナの需要は減ってきています。

・燃料電池
プラチナは化学的に安定な性質から、触媒と使用しても反応過程でほかの物質に変化したり減少したりしません。
燃料電池の中には、プラチナを触媒として使用している電池があります。

・石油精製
プラチナは、原油からハイオク燃料を抽出する反応で触媒として使われます。

■用途3.「医療や美容」
・医療
プラチナは化学的に安定で人間の体を構成する物質と反応しにくい性質があります。
低アレルギー性であることを活かしペースメーカーのアンテナに使われています。

・美容
プラチナの微粒子は白金ナノコロイド粒子と呼ばれ、体内に取り込むと美容効果があると言われています。

ここまで様々なプラチナの使用用途を紹介してきましたが、この他にもフロートや電極、ハードディスク、ガラス製造など様々な分野で使用されています。

以上が、『プラチナの使用用途』についての解説でした。

神戸ゴールドバンクは固体・液体・粉体など金属の状態を問わず、工業用スクラップや歯科貴金属に使われる金・銀・プラチナ・パラジウム混合品・レアメタルなど貴金属なら何でも買取いたします。
不要になった金属スクラップを処分したいとお考えの方は、お気軽にご連絡ください。

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