Sell in May?
- UPDATE
- 2014.04.18
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ウクライナの緊張緩和に米経済指標の改善、これに欧米の3連休前という要素も加わり貴金属は大幅下落。
ウクライナでは米・露・EU・ウクライナの外相級協議が行われ、すべての勢力の武装解除と、違法占拠している建物からの退去を要求する共同声明で合意。実効性に疑問符はつきますが、特に米露が合意に至った事は安心材料です。
そして米国では新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況感指数が改善。
3連休前のポジション整理も加わり、貴金属は大きく値を下げました。
金は再び1300ドルを割り込んできます。
このところ今年の金価格見通しを引き下げる動きが相次いでいます。
供給不安が燻るプラチナも大幅下落し、先行して値を下げていた銀だけは踏みとどまる構図。
株価との連動性も崩れており、安定しません。読みにくい状況です。格言通り、「Sell in May」なのでしょうか?