QE3次第
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- 2012.08.22
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昨日は日本が祝日の中、米国で6月小売売上高が発表されました。
結果は前月比0.5%減と事前予想0.2%増を下回り、3カ月連続の減少。
本日のバーナンキFRB議長議会証言を前に重要経済指数が悪化したことで、追加緩和に言及するとの期待が高まっています。
また、IMFが世界経済見通しを公表し、経済成長率が前回の4.1%から3.9%に引き下げられたこともFRBに対してプレッシャーを与えることになるでしょう。
現在の市場は、中国を始めとする世界的な金融緩和に対する反応は限定的なのにも関わらず、QE3には敏感に反応を示します。
QE3によってドルが増刷されればドルは希薄化し、代替資産として商品相場(特に貴金属)が買われ急騰相場になると予想されており、その影響は非常に大きいでしょう。
しかし、QE3の実現性について様々な議論がなされていますが、期待半分というのが正直なところでしょう。
世界的にQE3次第といった様相になってきました。
期待が大きすぎるだけに、梯子を外されるようなことがなければいいのですが…。