QE3期待は高まるが…
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- 2012.09.11
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昨日は米国でISM製造業景気指数が発表され、49.6と市場予想を下回る約3年ぶりの低水準となりました。
9月のFOMCを控え、QE3発動に大きな影響を与える経済指数に、今回のISM製造業景気指数と米雇用統計がありました。第一ランドのISMが悪化したことで、今週末の米雇用統計に対する見方もシビアなものになるでしょう。多少の改善では追加緩和期待は後退しないかもしれません。
米ISMの悪化でQE3期待は強まっていますが、貴金属相場はさほど動かず。
実経済の悪さを改めて示されたことで買い意欲がそがれています。また、本日ECB理事会が開催されるため、市場の様子見ムードにも相殺されているのでしょう。
ドイツが妥協し、ECBによる国債買い入れが実現するのでしょうか?