NY株 11営業日ぶりの下落
- UPDATE
- 2013.03.16
- GATEGORY
- OTHER
NY株式の快進撃が11営業日ぶりに止まり下落。
切掛けは米2月消費者物価指数(CPI)。前月比0.7%上昇と市場予想の0.5%上昇は上回りましたが、ガソリンの上昇分が大半であり、広い範囲でのインフレ加速の兆候は見られませんでした。これによりFRBに追加緩和余地があるとの思惑からドル高が調整。
さらに来週予定されているFOMCに対する警戒感も加わり下落幅が大きくなっています。
ドル高が一服したことでNY株も下落。円も素直にドル安円高に振れ、終値は95.26円。
貴金属は相変わらず我が道を行き、小幅な値動き。一時、金が1600ドルを試す様な動きもしましたが、結局はほぼ前日と同じ値位置。約2週間動いていません。
ドル建て価格が変わらず、円高に振れたことで国内貴金属価格は下落です。
米国の調整ムードは継続するのでしょうか?そろそろ動き出しそうです。
欧州情勢を警戒しながら、メインイベントFOMCを迎える来週ですが、日本は3月20日(水)が祝日。いやなタイミングですね。