GW前 激動の一週間となるか?
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- 2012.08.20
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週末は木曜日に無事消化したスペイン国債が再び金利急騰で6%にのり、イタリア国債も5.6%まで上昇するなど欧州債務問題でリスク回避相場となるかと思われましたが、独IFO景気動向指数と英小売売上高が予想を上回る改善を見せたことでユーロ買いが優勢に。
その後、G20財務相・中央銀行総裁会議でIMF資本基盤を4300億ドル以上に増強すると発表。困難かと思われていた目標額を達成することができ、市場にも安心感が出るでしょう。しかし、これでセーフティネットが万全になったわけではなく、イタリアに火がつけば1兆ドルでも不足するとの見方もあります。週明けの市場は素直に好感してくれるでしょうか?
来週はGW前。昨年はGW中に銀が度重なる証拠金引き上げにより大暴落することとなりました。秋の連休時も暴落しています。不思議と日本の連休時に相場が激動するケースが多く感じます。
来週はフランス大統領選に始まり、日銀政策会合、FOMCなど相場を大きく左右するイベントが続きます。GW明けの市場はどのようになっているか想像できませんね。