相場天気予報MARKET FORECAST

GW前半戦を振り返り、金相場は膠着状態。為替は大きくドル安円高に動いています。
欧州に対する不安は日増しに膨らんでおり、米経済指数も悪化の傾向。
米GDPは前年比2.2％増と事前予想2.5％を下回り、昨日発表されたシカゴPMIも前月比6.0低下の56.2と市場予想60.0を大幅に下回りました。これら弱い経済指数を受け市場では追加緩和期待が高まり貴金属は買われる展開となっています。
しかし金は1660ドル付近で推移し、未だBOX相場から抜け出すようなパワーはなさそうに見えますね。
今週末には米雇用統計、そして日曜日にギリシャ・フランスの選挙というビックイベントを控え、今は様子見の雰囲気が強い市場です。
GW明けの月曜日以降は大きく相場が動いてくるでしょう。
連休ボケしている暇はなさそうです。