GWは無難に通過
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- 2013.05.07
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警戒していたにもかかわらず今年のGWは無難に通過しました。
連休中の動きを振り返ると、まず欧州でECB理事会が開催され、予想取り利下げが発表されました。さらに昨日ドラギECB総裁が追加利下げの可能性にも言及しています。
イタリアで新政権が樹立し、10か月ぶりとなるECBの利下げで欧州不安は後退。
米国では米雇用統計。先月のネガティブサプライズや前哨戦となるADP雇用統計が悪化したことで心配されていた米雇用情勢でしたが、蓋を開けてみれば非農業部門雇用者数は16万5000人増と市場予想14万人5000人増を上回る改善。さらに2、3月の非農業部門雇用者数が大幅に上方修正されたことで市場の空気は一変。
欧米での動きを受け、円は99円台まで回復する一方で、貴金属は小幅上昇。米国の強い雇用統計を受け、再び金融緩和の早期終了が視野に入ってきました。
結局GWはレンジ内の動きに留まっています。先物の売りと現物の買いは拮抗しており、ここをブレイクするには時間がかかりそうですね。