GW 中日
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- 2016.05.02
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GWの中日。ここまでの動きをまとめます。
まず連休前4/28に行われた日銀金融政策決定会合はまさかのゼロ回答。
緩和を織り込んでいた市場は混乱に陥るネガティブサプライズとなりました。為替は111円後半から一気に108円台まで急騰。さらに円高は進み現在は106円台と、この短期間で約5円の大変動。日経平均株価も連日の急落となっています。
そして米国では1-3月期GDP速報値が発表され、+0.5%と市場予想+0.7%を下回る悪結果。GDPの約7割を占める個人消費が+1.9%と約1振りの低水準となり、企業投資も悪化。先日のFOMCで指摘されていた成長鈍化が現れています。
米国の先行き不透明感から、米利上げを前提に進んでいたドル高が崩れ、ECBは追加緩和示唆、日本では追加緩和見送りという状況に、為替のバランスは「円>ユーロ>ドル」。
ドル安に反応した貴金属相場は急騰し、金は1290ドル台まで急伸。ただし、国内価格は円高に押され下落です。
日本は明日からGW後半戦。為替を中心に激しく動いてきそうですね。