FOMC議事録は材料なし
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- 2015.05.21
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4月FOMC議事録が公開され、参加者の多くは6月のデータが利上げ条件を満たす十分な裏付けを与える可能性は低いと、6月利上げに否定的な見解を示しましたが、一部のメンバーは6月利上げを依然支持。
大勢は9月以降の利上げですが、6月利上げの可能性も完全に排除された訳ではないという、従来通りのはっきりとしない状況が継続することになり、市場への影響も限定的。
ドル高傾向も続いていますが、貴金属は前日の大幅下落からの自律反発で小幅上昇。
ただ、ドル建て貴金属価格以上に為替の動きが軽く、2か月ぶりとなる121円台まで円安が進んでいます。
日経平均は再び2万円を越え、GDPも予想を上回った日本。米国もそうですが、株価や経済指数が実態を反映せず、実経済と離れたところで動いているような気持ち悪さがありますね。