FOMC議事録とスイス国民投票世論調査
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- 2014.11.20
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FOMC議事録待ちの市場でしたが、先にスイスの世論調査の結果で右往左往しました。
11/30に投票されるスイス中銀金準備についての国民投票に先立ち、世論調査が発表され支持が38%に低下。法案が否決されるとの見通しが強まったことで貴金属は急落。金は約20ドルの急落を見せましたがすぐに反発して同水準まで戻す往って来いの動き。
その後に発表されたFOMC議事録はインフレ期待低下への懸念を示したものの、世界的な景気減速による米国への影響は限定的との見解。これを受け、市場は利上げスケジュールに変更はないと判断。FOMC後の流れは継続し、ドル高により貴金属は軟調、為替は円安となっています。
状況的には金はもっと下げてもおかしくはなかったのですが、1100ドル後半を維持。底が固まってきたような雰囲気もあります。