FOMC議事要旨はノンサプライズ。休場明けのNY市場はやや落ち着きを取り戻す。
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- 2018.07.06
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「FOMC議事要旨はノンサプライズ。休場明けのNY市場はやや落ち着きを取り戻す。」
昨晩発表されたアメリカ6月ADP雇用統計は市場の事前予想(前月比△19.0万人)を下回る△17.7万人という結果に。
また前回FOMC議事要旨では米中をはじめとする貿易摩擦がマーケットにとって大きなリスク要因であるものの、
緩やかな利上げは継続するとの内容が示された事を受け市場はノンサプライズと解釈。
引き続き対中制裁関税発動を控える中で警戒感が強まっているものの、米欧間で自動車関税について進展があった事等が好感され
独立記念日休場明けのNY株式市場は主要3指数共に反発。
昨晩の金属相場は米中貿易摩擦への懸念から非鉄相場が引き続き売られ昨晩も、銅・ニッケルをはじめ全般的に下落。
一方の貴金属相場はADP雇用統計の内容が振るわなかった事、前回FOMCで利上げペースに変更が無かった事等を背景に買戻しの流れが続き、
金相場は引き続き1250ドル台をキープ、白金族も自動車向け実需の弱まりで下げたプラチナを除き昨晩は反発。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
6日 21:00 アメリカ:6月雇用統計
6日 23:00 アメリカ:5月貿易収支
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)