FOMC前のリスクオン
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- 2017.07.26
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FOMCの結果待ちの状況下で発表された米経済指数は予想以上の改善となりました。
また、トランプ政権議会運営能力の拙さの象徴であったオバマケア代替法案がついに上院で審議入り。税制改革やインフラ投資などの経済政策も進んでいくのではないかとの期待感が生まれています。
そして、低迷するインフレ率の大きな要因となっている原油価格も続伸。サウジが原油輸出を大幅に削減し、OPECも一部加盟国に減産強化を要請するとの事から買いにつながりました。
FOMC声明を前に好材料が揃ったことから市場はリスクオン。
ドル・米長期金利・米株価は上昇となったことから、相対的に貴金属は売り込まれる展開となりましたが、引けにかけて下落幅を縮小し、終わってみれば前日とほぼ同じ値位置となっています。一方で為替は素直に円安に振れ現在111円後半。
いずれにしろFOMC後に改めて動き直しそうな雰囲気です。