FOMC前のゆさぶり
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- 2015.03.18
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FOMCがスタート。
結果発表を前にしてのポジション調整程度かと思えば、相場が激しく動いてきました。
静かな貴金属市場が突如動いたのはNY時間に入って直ぐ。まとまった売り物が出たことでストップロスを巻き込み急落。金は一瞬で抵抗線を突き抜け1141.6ドルまで約10ドル急降下。しかし、底抜けも覚悟したところで買い戻しが入り1157ドルまで急騰。結局は1150ドルを割れて1148ドルで終わりましたが、何とも忙しい相場となりました。
踏ん張った印象の金に対し、底割れ状態のプラチナはこの日も耐え切れず下げ。1100ドルを割り込み、一時1085ドルの安値を付けています。金のように安定的な保有者がいないプラチナは、理屈では説明できないような値動きをします。あきらかに現状は行き過ぎです。
いずれにしろここからはFOMC次第。市場が大きく文言削除に傾いているため、サプライズには注意が必要です。