FOMCは材料なし?
- UPDATE
- 2013.01.30
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昨日から開催されているFOMCの発表を前に市場はポジション整理。
ビックイベントを前に軟調な動きが続いていましたが、昨日はFOMCでの緩和姿勢が継続されるとの見通しから貴金属は買い戻されています。
金融緩和の早期終了懸念が払拭できるほどの強いメッセージもないでしょうが、早急な緩和終了を後押しすることもないでしょう。現状維持スタンスで、今回のFOMCに関しては材料視するような事柄は出ないような感じですね。
米雇用統計が週末に控えていることもあり、発表後も大きな動きは出にくいかもしれません。ただ、1600ドル半ばは値ごろ感のある価格であり、年始以来抑え込まれていた部分も踏まえて急騰する可能性も否定できません。
そしてこのところの世界景気回復機運で国債の金利が上昇していることも気にかかります。安全資産としての国債を売って、パフォーマンスの良い株に乗り換える動きが顕著です。金も安全資産の側面が大きく評価されれば、更なる売り対象になるかもしれません。
2月も貴金属は急騰を続けることができるのでしょうか?