FOMCはタカ派
- UPDATE
- 2015.01.29
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注目のFOMC。
利上げについては「忍耐強い」という表現を継承。結果はほぼ現状維持でしたが、下記のような表現を用い景気判断を上方修正。
・経済活動は穏やかなペースで拡大→堅調なペースで拡大
・堅調な雇用増加→力強い雇用の増加
一方で、今まで言及していなかった国際情勢に触れ、インフレ低下と共に考慮するとしました。
特別な材料はなかったものの、最近の情勢から市場では利上げ後退観測が強まっていたこともあり、タカ派的な内容と受け止められています。
市場は行き過ぎた利上げ後退を修正することになりドル高。また、アメリカの原油在庫が過去最高水準となっていることから原油が一段安。5年9か月ぶりとなる44ドルを割り込む寸前まで下落しました。
前日はNYダウ下落の受け皿となった貴金属も耐え切れず下落。為替も円高に振れています。金は1300ドルを越えたところで頭打ち。このまま押し下げられるのか分岐点に差し掛かっています。