FOMCでの追加緩和縮小観測
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- 2014.01.22
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3連休明けの米市場で貴金属は下落。
下落要因は来週のFOMCで2回連続となる100億ドルの緩和縮小を行うとの見方が浮上した為。緩和縮小ペースが速いのは貴金属にとっては大きなマイナス。貴金属相場を牽引しているプラチナもこの日は久々の下落となりました。
しかし、12月米雇用統計は一時的な数字のブレと片づけ、1月雇用統計の結果も待たずに追加の緩和縮小を決定してしまうというのは中々にリスキーな考え方ではないでしょうか?先月に続き今月も米国では異常気象が続いており、雇用環境がそう好転するとは思えません。もし、先に追加縮小を決定した後、1月雇用統計も大きく落ち込み、そこに米債務上限問題まで絡んで来ればどうなるでしょう。不測の事態に備えておく必要があります。