相場天気予報MARKET FORECAST

ＦＯＭＣは昨年12月以来となる利上げを決定。

利上げ自体は予定通りでしたが、金見通しは2017年の利上げ予想回数中央値が従来の2回から3回に増加。これは予想外の利上げペースの加速であり、市場にとって今回のＦＯＭＣはタカ派と取られる内容になりました。

タカ派的ＦＯＭＣを受け、市場ではドルが急騰。ドルＩＮＤＸは一気に102を突き抜けています。ドル高に押された貴金属は当然の如く急落となりましたが、金は何とか1140ドルで踏みとどまるなど、ドル高の勢いの割に下落は限定的。やはり利上げはほぼ織り込み済みだったようです。一方で為替もドル高に素直に反応し、117円前半まで円安に動いており、国内貴金属価格は影響を相殺されいます。

ＦＯＭＣの影響はまだ一巡しておらず、今夜も荒れた相場が続きそうです。