EU首脳会談への期待
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- 2012.10.18
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昨日は急反発。
一昨日引け際に発表されたムーディズによるスペイン格付け据え置きのニュースで、効果が一巡するまで市場はリスク選好。また、本日から開催されるEU首脳会議への期待も相場を後押ししました。
しかし、欧州はいつも最後の最後まで揉めます。今回もすんなりスペインが支援要請に踏み切るとは思えません。もし、支援要請が先延ばしされることとなれば、失望感から市場は崩れることも予想されます。蓋を開いてみないとどちらに転ぶかわからない状況です。
ただ、ノーベル平和賞を受賞することとなったEU。祝賀ムードを壊したくないはずですが…。
米国では、9月住宅着工件数が発表され、市場予想を大幅に上回る改善を見せています。相変わらず米国の経済指数は改善を続けています。貴金属相場にとっては追加緩和が遠のくので良いニュースではありません。
しかし、これらは大統領選用に作られた数字なのでしょうか?少なくとも実経済は数字ほど上向いていないでしょう。11月以降にこの反動が大きく数字に表れるかもしれません。