ECB量的緩和は予想通り
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- 2015.03.06
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ECB理事会で量的緩和の内容を発表。
9日から買い入れをはじめ、規模は月額600億ユーロ。少なくとも2016年9月までは行うとしたうえで、物価上昇に変化がなければ延長もあり得るとしました。
大方市場予想通りの結果です。ECB量的緩和については不透明な部分も多く、今後の状況次第で変化すると思われます。
一方、米国では新規失業保険申請件数が発表され、32.0万件と市場予想29万5000件を上回り悪化。
米経済指数の悪化でやや歯止めはかかりましたが、ECB量的緩和で大きな流れはユーロ安ドル高。ドル高に圧迫された貴金属は軟調ですが、本日の米雇用統計を控えて大きくは売り込まれませんでした。
米雇用統計は雇用者数以外にも賃金上昇など内容が問われるものとなります。このところ発表される経済指標がやや弱含んでいますが、今夜の雇用統計はどちらに振れるでしょうか?