ECB国債買い入れ期待から貴金属上抜け
- UPDATE
- 2012.08.22
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昨日も特に材料視するイベントがない中、根強いECBの国債買い入れ期待から市場は堅調。
ユーロ/ドルは1.2488ドルと約7週間ぶりの高値を付けています。
ユーロ高ドル安を好感し、貴金属は一段高。
金は1640ドル台まで上昇し、1670ドルの抵抗線を試すところまで来ています。
また、銀は29ドル、プラチナは1500ドルの大台に突入。
夏休みの薄商いの中での急騰であり、欧米の動向次第で流れが変わる不安定な状況ながら、このまま上抜けしそうな強さを感じます。
ただ、急速な上昇だけに、どこかで調整は入ると思われます。
本日はFOMC議事録の公開。現在の貴金属の上昇はQE3期待というよりもECB国債買い入れ期待に負うところが大きいです。したがって、今夜の結果が失望を誘うものだとしても下落は限定的でしょう。