9月最終
- UPDATE
- 2017.09.30
- GATEGORY
- OTHER
トランプ大統領とムニューシン米財務長官がケビン・ウォーシュ元FRB理事と面談したとの報道がでました。これは来年2月に任期切れとなるイエレンFRB議長の後任を巡る動きであり、有力候補とされるウォーシュ氏は金融引き締め論者ということで、市場の金利上昇観測が強まりました。ただ、トランプ大統領は金融緩和継続を主張している事もあり、最終的な折り合いがつくかは疑問です。
また、昨日は8月米個人消費支出が発表され+0.1%と市場予想通りの結果となりました。
懸念されているインフレ上昇の鈍さが再確認されましたが、今回はハリケーン「ハービー」の影響もあり、実際ハリケーンの影響がなかったシカゴ地区連銀PMIは予想を上回ったことで市場への影響は相殺されています。
ドルは終値ベースでは下落していますが、貴金属は下落。年内利上げ観測が強まり、北朝鮮情勢も小康状態では売りが先行します。
来週から月替わりで新たな流れが出てくるのでしょうか?