9月スタート イベントウィーク
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- 2014.09.01
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9月スタート。
本日の米市場はレイバーデイで休場。明日からは夏休み明けのトレーダーが復帰し、いよいよ本格的な動きが始まります。
今週は週末の米雇用統計をトリにイベントウィーク。9月FOMC前の経済指標という事で注目度はいつも以上。失望の結果にならない限りは利上げ前倒し観測が強まりそうな状況です。
そして9/4(木)にはECB理事会も予定されています。今回の会合で追加緩和を発表するのではとの憶測が強まっています。ロシア制裁というもろ刃の剣で自身も傷ついているEU経済。何らかのテコ入れに踏み切らざるを得ないでしょう。
ウクライナ情勢はさらに緊迫化。
ウクライナに侵入しているとされるロシア軍ですが、当初の1000人程度から拡大し、現在は数千人規模になっているとポロシェンコ・ウクライナ大統領が発言。ウクライナからの支援要請に対し、西側はロシアへの追加制裁を近く発表するとのこと。
一方、プーチン・ロシア大統領はここにきて「ウクライナ東部の国家体制を議論すべき」とウクライナの東西分割統治に含みを持たせるような発言。やはり生半可なところでの手打ちという事にはならないでしょう。
突発的な地政学的リスクが付きまといます。