原油相場年初来高値を更新するも金属相場は軟調。
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- 2018.07.02
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先週末のNY先物市場ではアメリカによるイランへの制裁リスクが買い材料となり、NY原油相場は74ドル台まで上昇し年初来最高値を記録。
一方の金属相場はLME市場で、亜鉛、錫が引き続き下落しアルミも続落となり、在庫減少が買い支え材料となる中で銅、ニッケルは小幅反発。
海外貴金属相場は値ごろ感から金、銀に買い入れが入り小反発。金相場は足元1250ドル台を回復。
パラジウムもファンダメンタルズ面から投機資金が再流入しから950ドル台まで上昇。
米中貿易摩擦懸念が市場の大きな懸念材料となっている状況は変わらない中で、今週は主要国製造業PMIに前回FOMC議事要旨、週末に米雇用統計を重要イベントが目白押し。
実態経済での需給は決して悪くない事もあり、金属相場に買戻しの流れが入り巻き戻しの展開になる事を期待したい所ですね。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
2日 18:00 ユーロ:6月製造業PMI
2日 22:45 アメリカ:6月製造業PMI
2日 23:00 アメリカ:6月ISM製造業景況指数
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)