長期金利上昇&ドル高で商品インフレ期待一服。
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- 2018.04.20
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昨晩のNY株式市場は米国債長期金利上昇に伴うドル高が重しとなり主要3指数は共に反落。
米国による露ノリリスク社への制裁リスクが供給懸念リスクを連想し、騰勢を強めていた金属相場も昨晩はドル高圧力も加わりやや一服。
依然として原油相場も70ドルの大台を射程圏内に入れる動きを見せる等、コモデティ相場全般へのインフレ期待値は強まっており、米予想物価指標の1つブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)も上昇。市場でもインフレ率が連邦準備理事会(FRB)目標の2%に達するとの見方がほぼ規定路線化しているようですね。
米朝首脳会談を巡り水面下で両国間の事前調整が行われたとの報道が出てくる等、地政学リスクが日替わりで様変わりを見せる中、ボラティリティーが高い相場展開は週末にかけても間違いなく続く見通し。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
20日 8:30 日本:3月 全国消費者物価指数(CPI)〈前年同月比〉
20日 23:00 ユーロ:4月 消費者信頼感(速報値)
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)