8月スタート
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- 2015.08.03
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月末・週末が重なった貴金属市場は軟調に推移し、金は一時1080ドル割れまで売り込まれましたが、その後米国で発表された第2四半期雇用コスト指数が+0.2%と市場予想+0.6%を下回り、統計開始以来最低の伸び率となったことを受け急反発。結局は1100ドル手前と、ここ最近の定位置まで戻しています。
雇用指数の悪化で米9月利上げ観測が若干後退したということが貴金属反発の要因ですが、9月が12月に延期されるだけで年内利上げが見送られるほどの材料ではなく影響は限定的です。金ETFは大きな減少を続けており、先物を中心とした売りの流れに変化は見られません。
8月に入り欧米はバカンスムードで閑散相場。今週末の米雇用統計が終われば本格的な夏休みですね。