7月FOMC議事録
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- 2016.08.18
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7月FOMC議事録の公開を控え市場は様子見ムード。
前日にダドリーNY連銀総裁が9月利上げの可能性も示唆したことで警戒感が増しました。
そして、取引終了後に発表されたFOMC議事録は、一部のメンバーが早期利上げを主張したものの、総じては更なる指標を見極める必要があるとの見解で一致。英EU離脱への懸念はさほど見られず、雇用・経済見通しも上方修正された一見タカ派とも取れる内容でしたが、議事録公開後の市場はドル安。
理解が難しいところですが、もっとも警戒されていた9月利上げについての明確なシグナルがなかったことが大きかったようです。やはり本命は12月という事でしょう。ただ、時間外での発表で、内容も微妙なものだけに、一巡するまでに議事録への評価が変わる可能性も否定できません。今夜も荒れそうですね。
ドル安で貴金属は上昇していますが、それ以上に円高の勢いが強いです。現時点で99円半ば。行くところまで行く気配です。