3連休明けの市場は急騰
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- 2017.07.18
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3連休中の市場の動きを振り返ります。
週末に発表された米CPIと米小売売上高は共に市場予想を下回りました。
さらに昨日発表されたNY連銀製造業景況指数も予想を大きく下回る結果となったことで、FRBの金融政策スケジュールにも変化が出るのではないかとの観測が浮上。
特にインフレ率の伸び悩みが問題視されている中でのCPIの低下は要注目。市場対する影響が軽微だと考えられているバランスシート縮小は9月頃に開始されるでしょうが、12月がコンセンサスとなっている追加利上げについては見送りの公算も高くなったと言えるでしょう。
貴金属は低調な米経済指数を背景とした利上げ先送り観測の高まりを受け急騰。
昨日発表された第2四半期中国GDPが6.9%と予想を上回ったことも勢いに拍車をかけています。
金は1200ドルの底値試しから一転して1230ドル半ばまで上昇してきました。
尚、為替は112円後半まで円高に振れています。