2015年スタート
- UPDATE
- 2015.01.05
- GATEGORY
- OTHER
2015年スタート。
年末年始の相場は結果的にほぼ同水準となっています。
年末年始の目立った出来事はギリシャを巡る動き。
ギリシャは次期大統領を選出することが出来ず、年内で議会解散し選挙戦入り。緊縮財政反対派が勢力を強めており、緊縮路線を見直すような結果となればドイツはギリシャのユーロ圏脱退を容認するとの爆弾発言。これまでは苦言を呈しながらも一貫してユーロ圏からの離脱を認めていなかったドイツですが、ついに堪忍袋の緒が切れたようです。
また、ドラギECB総裁がデフレリスクへの警戒から追加措置に踏み切る用意があると発言。
大きく揺れる欧州情勢を受け、ユーロは一時対ドルで1.18ドル後半まで下落し、2006年3月以来の安値を付けることとなっています。
ユーロ安ドル高を受け、貴金属は急落しましたが、米ISM製造業景況指数が予想を下回る結果となったことで買い戻されました。
さあ、年明け早々で今週はイベントウィーク。
7日(水)にはFOMC議事録公開で、週末に米雇用統計。正月ボケしている暇はありませんね。