2015年を振り返り
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- 2015.12.28
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年内最終週が穏やかに始まっています。
早速ですが今年の相場を振り返ってみます。
ギリシャのユーロ離脱問題で始まった2015年。最大の懸念材料であった米利上げがついに決定された歴史的な1年でもありました。
金相場は新年1180ドル4,992円で始まり、本日12/28現在で1073ドル4,547円といずれも約9%の大幅下落。尚、為替は奇しくも120円前半と同水準です。
貴金属だけでなく、商品市場にとって厳しい一年となりました。
ただ、米利上げというビックイベントを通過したことで2016年からはステージが変わります。知ったら終わりのドル安相場の始まりとなるのでしょうか?
中国をはじめとした新興国の景気動向だけでなく、利上げを決行した米国自身にも注意が必要です。また、不発に終わった黒田日銀の巻き返しはあるのでしょうか?
2015年同様目まぐるしい相場変動が予想される2016年。新たな7年サイクルの始まりの時でもあります。
来年はいい年になるといいですね。