2月スタート
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- 2014.02.03
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2月スタート。
FRBはこの2月からバーナンキに替わりイエレン新体制が発足します。
FOMCで追加緩和縮小を発表し、粛々と年内の緩和終了へと進む米国。このところの市場の最大の関心事が片付き、良くも悪くも材料の出尽くし感はあります。そして次のテーマは新興国リスク。
先週は各国の唐突な利上げという手段で一時的に凌ぎましたが、危機はすぐ再燃するでしょう。頼みの米国は新興国リスクが回りまわって自身の足元に火がつくまで放置する方針。また、今回の危機の発端となった中国は、1月末のシャドーバンクデフォルトは抑え込んだものの、まだ500兆円以上も不良債権を抱えているとの話もあり、他国を助ける余裕はないと思われます。
これからさらに問題は大きくなりそうです。
全体的なリスク回避で貴金属も売られました。中国の春節祭で、買い支えがなくなり今週は思わぬ安値が出る可能性も有ります。また、ドル建て価格は想定の範囲内ですが、為替がなかなか戻らないのは想定外。
消費増税も前という事もあり、買い手にとってはチャンス到来かもしれません。