2月は厳しい
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- 2014.01.31
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FOMCでの追加緩和縮小決定で激しく動揺した市場でしたが、新興国通貨安も一服し、一応の落ち着きを取り戻しています。
昨日発表された米第4・四半期GDPは3.2%増と、FRBの決断を裏付けるような堅調な結果となりました。これを受け、米追加緩和縮小はペースを落とすことなく粛々と進み、年内には終了となる見通しがさらに強まっています。
こうなると弱いのが貴金属。そもそも年明けから貴金属が上昇していたのは、12月米雇用統計の予想外の悪化で、緩和縮小ペースが鈍るのではないかとの思惑からでした。思惑が外れれば当然下落します。また、本日から中国が春節に入り、買い支えも減ります。金は1200ドルを割るような勢いで急落してもおかしくはないのですが、新興国不安がある為に1240ドル付近で粘っている状態です。
2月は昨年とは対照的に厳しい月となりそうです。