1400ドルを上抜けられるか?
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- 2013.04.19
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昨日も大荒れの相場。
金は香港市場のスタートと共に1340ドルまで急落を見せた後、急速に値を戻し1400ドルまで上昇。200ドル以上動いた後とはいえ、非常のボラリティの高い安定性に欠ける相場となっています。
ファンドの先物売りで大きく売り崩された市場ですが、ここまで来れば値ごろ感からの買いが殺到し、世界中で記録的な金買いフィーバーです。しかし、現状1400ドルが天井となっており、この1400ドルを早期にクリアしていくことができなければ、再度大きな売りが待っているでしょう。まだ安心できる状況ではありません。
市況に目を移すと、このところ米国をはじめ、世界各国の経済指標が芳しくありません。米国経済に牽引されて世界経済もするのではないかとの楽観的な見方が怪しくなってきていますね。商品相場の下落に比べ、株式相場はまだ堅調です。やや行き過ぎた感がある株が崩れだすと、世界的に大きな混乱を招きそうな雰囲気です。何かとキナ臭い動きが目につきます。月末、GW前という状況を考えれば、大きな動きを取らない方が良いかもしれません。