GW谷間
- UPDATE
- 2013.05.01
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本日はGW谷間のウイークデイですが、中国・欧州市場は休場の為、薄商いとなっています。
FOMCは本日声明発表。強い影響力があるイベントですが、今回は政策変更はない見通しとなっており、警戒感も薄い状態です。逆に何かあれば大きく反応することになるでしょうが…。
昨日発表された米経済指標は強弱別れましたが、全体として米国景気停滞感が強くなってきており、金融緩和の早期終了観測は遠のいています。これを受け、昨日のドルINDEXも急落。ドル安に対し、為替は素直に円高に振れていますが、貴金属は上値が重く上昇は限定的。金は1480ドルあたりから強い抵抗線に押し戻される展開が続いています。1500ドルまで戻るにはインパクトのある材料が必要でしょう。
米国の金融緩和が継続され、欧州でも利下げとなれば金にとってポジティブな環境になります。ただ、本来プラスになるような事柄でも、短期的には素直に反応しなくなってきています。市場の反応の見極めが必要です。