12月は急落スタート
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- 2014.12.01
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12月の貴金属相場は急落スタート。
OPEC減産見送りの余波から、原油価格の下落に歯止めがかからないことに引っ張られ、商品全般が軟調。貴金属も当然下落となり週末の時点で金は1170ドル台。
そして、今朝スイス国民投票のスイス中銀金保有が否決となったことで貴金属は一段安。金は一時1150ドル割れ。
金以上にひどいのが銀。16ドル付近から14.4ドルまでの暴落。11月初旬の底値からジワジワと戻してきた分を吐きだすだけでは足りず安値更新。GSRは週末を挟み、74から77まで急騰。これは異常値といえるでしょう。
ドルも急騰していることで円安も7年4か月ぶりの119円台に到達。為替により多少国内価格の下落は相殺されています。
エネルギー新時代の幕開けともいえる状況に市場は大きく揺さぶられています。現状が定着するまでしばらく揺れは収まらないでしょう。
そして今週は追加緩和が濃厚といわれるECB理事会と各種米経済指標+週末の雇用統計。米利上げ問題が俎上に上がっていない中での乱高下であり、今週は嵐の予感です。