相場天気予報MARKET FORECAST

11月ＦＯＭＣは利上げ見送り。

声明では米経済は勢いを増し、インフレ率も上向いており、利上げの条件は整ってきているが、もう少し追加の確証を待つとしました。

市場のコンセンサス通り、12月利上げに向けてのステップを踏んだ形ですが、もう少し具体的な表現も予想されていた中では、やや様子見感が強いともいえます。来週に控える大統領選の行方が混沌としていることが原因でしょうか？

11月ＦＯＭＣを受け、12月利上げの可能性が高まり貴金属は下落。しかし、ＦＯＭＣ前から米大統領選の不透明感による安全資産買いも強く、引けにかけては切り返しています。金は終値ベースでも1300ドル台をキープです。

一方、為替はドル安を受け円高。ついに102円台に突入しています。

今夜は米雇用統計。米大統領選に注目が集まっていますが、見逃せないビックイベントです。