RB議長の後任人事への思惑から貴金属は続落
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- 2017.10.18
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昨日は特に大きな材料のない中、好調な米企業決算やトランプ大統領の税制改革への期待感を背景に、ついにNYダウが一時23000ドル越え。
一方、好調なNYダウに押され、貴金属は続落となっています。
FRB議長の後任人事を巡り、テイラー・スタンフォード大教授が指名されるとの観測が強まっていることも貴金属の下押し要因です。現在次期FRB議長として有力視されているのは、タカ派ではテイラー氏・ウォーシュ元FRB理事、ハト派ではイエレン現FRB議長とパウエルFRB理事。タカ派から選出されればドル高、ハト派から選出されればドル安と素直に市場は反応すると思われます。
トランプ大統領がアジア歴訪に出発する11/3までには後任人事が発表される見込みですが、突然の発表にも備えておく必要があるでしょう。
本日から中国共産党大会。中国の政局と共に、北朝鮮の軍事行動にも要注意です。