GWまとめ
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- 2017.05.08
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GW中のイベントをまず整理。
5/2~5/3に開催されたFOMCは予想通りとなる現状維持。先日発表されたGDPが減速したことも一時的とし、6月利上げへの可能性を残しました。
5/5の米雇用統計。非農業雇用者数が21万1000人増と市場予想19万人増を上回り、失業率も4.4%まで低下。平均賃金の上昇が鈍化しているのは気になるところですが、概ね問題なし。これで6月FOMCでの利上げ確率はさらに高まり、年内あと2回の利上げペースは堅持される事になる思われます。
そして昨日投票が行われたフランス大統領選決選投票は中道独立派マクロン氏が勝利。マクロン氏の勝利は既定路線だっただけに驚きはありませんが、不確定要素を一つ消化できたことは市場にとってポジティブ要因。
結果として今年のGW期間はサプライズなく淡々とイベントを通過したという印象。
貴金属は6月利上げにフランス大統領選通過というダブルパンチを受け下落。GW前に1260ドル台だった金は1230ドルを割れとなっています。
目先の懸念材料として明日の韓国大統領選がありますが、これを無難に通過し、北朝鮮情勢も一服となれば金の1200ドル割れもあり得る状況。ただ、新たな懸念材料も常に出てくるものです。