FOMC議事録公開 米長期金利上昇で全面安
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- 2018.02.22
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1月FOMC議事録が公開され、参加者は経済成長や物価見通しへの自信を深めていることがわかりました。
どちらかと言えばタカ派的な内容ではありますが、年4回への利上げペースの加速も議論されているのではないかとの思惑があっただけに、市場にはやや安心感がでました。
FOMC議事録公開後はリスクオンへ振れドルが急落し、株・貴金属は急騰という反応をみせましたが、すぐに米10年債利回りが急騰したことを受け市場は全面安。貴金属は上げ幅を吐き出し、NYダウも続落に転じています。
さすがに米10年債利回りが2.95%と3%目前まで急騰すれば投資家心理は悪化します。
ただ、FOMCについては会合後に株価の暴落も起きており、議事録当時とは状況に変化が出ていることを差し引いて考える必要があるでしょう。ここからのFOMCメンバー発言は要注意です。特に就任日に株が暴落するというとばっちりを食らったパウエルFRB新議長の動向は見逃せません。