FOMC議事録はタカ派より
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- 2015.04.09
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3月FOMC議事録が公開。
利上げ時期について意見が分かれた模様。幾人かは経済データや見通しが6月会合での正常化開始を正当化する可能性が高いと判断した事に対し、他の参加者は年後半の引き上げを主張。また、2人が2016年の利上げが適切としました。
利上げに慎重な姿勢を示していたイエレンFRB議長でしたが、それはFRBの総意ではないようです。根強い6月利上げ開始論者の存在で、今回のFOMC議事録はややタカ派の印象を受けました。
但し、大前提として今回のFOMC自体はサプライズとなった3月米雇用統計前に開催されたものであることを忘れてはいけません。
FOMC議事録を受けた市場はドル高。
ドル高に圧迫された貴金属は下落。金は何とか1200ドルをキープして引けましたが、本日に入り1200ドル割れ。月末からの上昇に対し調整が入っています。