相場天気予報MARKET FORECAST

ＦＯＭＣは予想通り0.25％の利上げを決定。

注目の利上げペースについては年内３回（残り２回）を維持。その後のパウエル新ＦＲＢ議長の会見も前体制を引き継ぎ利上げに慎重な姿勢を示したことで、市場に安心感が広がる結果となっています。

ただ、内容をもう一段読み込むと、ドットチャートは上方修正されており、経済見通しも強気を維持。状況次第では利上げペースの加速も十分考えられ、市場は過度に楽観視できる状況ではないと思われますが、それでも事前にタカ派的内容に傾いていた分の揺れ戻しもあり安心感が勝ったようです。

ＦＯＭＣ後にドルは下落し、貴金属は急騰。利上げ決定で知ったら仕舞いの値動きとなりまっています。

金は1330ドル台まで急騰していますが、突き抜けた感じではありません。

ＦＯＭＣを再評価する動きの中で、貴金属はどこに落ち着くのでしょうか？