FOMCの余韻が残る市場
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- 2017.07.28
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ハト派的と捉えられたFOMCの余韻が残る市場。
緩やかな引き締めとなることを好感し市場はリスクオン。
NYダウは2営業日連続となる最高値更新を記録しています。昨日は好調な米企業決算や米経済指数の改善という明確な買い材料はありましたが、重要視されるべき米金融政策についてはどちらに振れても買い材料として消化してくる貪欲ぶり。既にイエレンFRB議長からも割高感が指摘されていますが、大した調整もないまま上昇が続く異常事態。やはり実態を表しているとは到底思えないバブル相場となっているように見えます。どこではじけることになるのでしょうか?
FOMC声明を受け急落していたドル・米金利は切り返しの動きとなりましたが、それでも勢いに乗った貴金属は続伸し、金は一時1270ドル台まで上昇。しかし、さすがにここまでくると割高感から頭を押さえられ、現在は1260ドル付近まで押し戻されています。