FOMCの余波が続く
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- 2016.12.19
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FOMCの余波が続く市場となっています。
利上げ決定は既に大方織り込まれていましたが、やはり来年の利上げ見通しが2回から3回に増えたことによる影響がでており、FOMC後の市場の動きとしてはドル高・米金利上昇。そしてここまで独歩高ともいえる強い動きを見せていた米株の上昇が一服。
利上げ決定で悪材料出尽くしとなり、反発に転じることも期待されていた貴金属でしたが、タカ派的FOMCを受け軟調地合い継続。金は一時1125ドルを割り込んだのち、週末は何とか1135ドルまで戻しています。
一方で、ここまで国内貴金属価格を支えてきた為替は円安に一服感が出ています。今週は日銀金融政策決定会合が開催されますが、何か動きがあるのでしょうか?
FOMCというビックイベントを通過し、今週末はクリスマス。欧米のトレーダーは今年の取引をそろそろ手仕舞うタイミングです。薄商いに値が飛ぶ展開も考えられますね。