FOMC 年内利上げ想定維持
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- 2017.09.21
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FOMCは予想通り政策金利については据え置きとバランスシート縮小の10月開始を決定。
イエレンFRB議長はバランスシート縮小計画について、景気状況が著しく悪化した場合のみ見直すとし、縮小は穏やかに、かつ予測可能な形で進むとの見通しを示しています。
そして今回の最大の焦点である年内利上げについては、年内あと1回の想定を維持。2018年も従来通り3回としたものの、19年と長期については下方修正。尚、イエレンFRB議長は、低調なインフレが続けば金融政策の変更が必要とも発言しています。
バランスシート縮小は織り込み済みでしたが、半々に分かれていた年内利上げの可能性が強まったことで市場はドル・米金利高。
貴金属は当然下落の流れになり、金は一時1300ドル割れ。一方で為替も112円半ばまで円安に振れています。
FOMCの結果はまだ市場に十分織り込まれているとはいえず、今日はその余波が大きく残りそうです。