ECB理事会とトランプ関税
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- 2018.03.09
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昨日のECB理事会は、金融政策は据え置いたものの、必要なら債券買い入れ規模を拡大するとの文言を削除。現実的には大勢に影響はない変更ですが、量的緩和解除に向けて歩を進めたという意味でタカ派的と捉えられます。
タカ派的内容でユーロは急騰しましたが、ドラギ総裁が慎重な姿勢を堅持し、さらに2019年のインフレ見通しを引き下げたことからユーロは一転して急落となっています。
米国ではトランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムに関税を課す輸入制限を導入することを正式発表。カナダ・メキシコは適応除外となり、他の同盟国も交渉の余地を残すことが明らかになりました。
貿易戦争への過度な警戒が和らいだことからドルは上昇。貴金属はドル高・ユーロ安に押され軟調に推移しています。
今夜は米雇用統計。サプライズはあるのでしょうか?
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)