黒田日銀は円安容認
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- 2016.12.21
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昨日行われた日銀金融政策決定会合は予想通りの金融緩和現状維持を決定。
景気の現状については緩やかな回復を続けているとし、さらに2%の物価目標達成を最優先に長期金利のゼロ固定を長期化させる方針を明確化したことで、日米の金利差拡大が意識される状況になっています。
円安を容認する黒田日銀の姿勢が確認されたことで、一服状態にあった円安が再び118円まで戻ってきています。
一方、米国では前日にイエレンFRB議長が米労働市場の回復に自信を示したことを背景にリスクオンが継続。ドルは高止まりし、NYダウは20000ドルにトライするイケイケ状態です。
貴金属は買われる理由もなく低迷していますが、それでも底割れすることなく粘っている印象。貴金属相場を支える一因となっていた前日の地政学リスクの影響は限定的のようです。
閑散相場で値が飛ぶことがあれば動きどころですね。