露ノリリスク社への制裁懸念でニッケル・パラジウム急騰。
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- 2018.04.19
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米国による露アルミ大手RUSAL社への制裁を主な供給不安リスクとして海外アルミ相場は先週から急騰していましたが、昨晩は露ニッケル・パラジウム生産大手ノリリスク社にも制裁が拡がるとの懸念から、ニッケル・パラジウム相場は急騰。
ニッケル相場は15000ドルの上値抵抗線をあっさりと突破し、およそ3年半ぶりの高値となる15800ドル台まで上伸。
パラジウムも手仕舞い売りに晒され今月初旬に一時900ドル近辺まで下落していましたが、昨晩は供給不安リスクから急速に買い戻され1000ドルの大台を回復し1030ドル台で推移。
中東・東アジア地政学リスクの台頭に合わせ、商品相場に資金還流の動きが遂に出始めましたね。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
19日 17:00 ユーロ:2月 経常収支
19日 21:30 アメリカ:前週分 新規失業保険申請件数
19日 21:30 アメリカ:4月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
19日 23:00 アメリカ:3月 景気先行指標総合指数〈前月比〉
天気マークの説明
- 1.強基調・上昇
- 2.横ばい・もみ合い
- 3.弱基調・下降
- 4.急騰・急上昇
- 5.急落・急下落
- 6.ジリ高(市況:好調)
- 7.ジリ安(市況:好調)
- 8.ジリ高(市況:低調)
- 9.ジリ安(市況:低調)